第146回「テレビ報道が危ない」

2015年10月26日

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00:11 オープニング| 03:31 本編前半| 15:57 小出裕章ジャーナル| 26:28 本編後半| 42:43 みんなジャーナル(電話インタビュー)| 50:28 エンディング

Web公開 10月26日(月)
ラジオ放送日 10月23日(金)~30日(金)
※放送日時は放送局によって異なります。くわしくはこちらをご覧ください
ゲスト 砂川浩慶(立教大学准教授)
パーソナリティ 石井彰(放送作家)
テーマ テレビ報道が危ない

ラジオフォーラム

■テレビ報道のいま

安全保障関連法案の強行採決によって、憲法と「平和な国としての日本」が危なくなっています。同時に、テレビメディアの危機も表していたように思います。

今この国で何が起きているのか、国会の中と外で何が起きていたのか。そして国民の大切な「知る権利」を任されているメディアが、歴史の証言者としてどう記録し、伝えるべきなのでしょうか。

ゲストは立教大学准教授で、放送関係の業界誌「放送レポート」を年6回編集発行しているメディア総合研究所所長の砂川浩慶(すなかわひろよし)さん。

安保法案の強行採決とメディアの動き、また市民から見たメディアのあり方について考えます。

困難な小児ガン、治療と研究の最前線について〜みんなジャーナル

今回は、小児がんの中でも最も厳しい病気と言われる「小児脳幹部(しょうにのうかんぶ)グリオーマ」について取り上げます。

「小児脳幹部グリオーマ」は、血圧や意識、呼吸など重要神経が集まる脳幹の細胞に発生するがんで、決定的な治療法がなく、診断と同時に余命宣告をされることも多いと言われています。

10月2日には、余命宣告を受けた末期小児がん患者とその家族のための制度改正や、小児脳幹部グリオーマの研究推進を求め、厚生労働大臣と関係機関に、要望書を提出しました。

詳しいお話を、「小児脳幹部グリオーマの会」の高木伸幸さんにお電話でインタビューします。

■水との戦いが続く、福島第一原発〜小出裕章ジャーナル

今年は台風の猛威が各地で吹き荒れ、大雨によって記録的な被害をもたらしました。東京電力福島第一原発も、この豪雨の影響を受けています。

9月9日の台風18号では、原子炉・建屋周辺の雨水などを集める排水溝の汚染水が海へ流出。2013年にも、立て続けに2つの台風が福島を通り、台風対策を講じるとしていましたが、水対策はどうなっていたのでしょうか。

また今回の台風、豪雨の一連の報道では、福島第一原発を始め、全国の原発に対するニュースを、マスコミがしっかりと伝えていたのか、疑問が残ります。

原発における水との闘いを小出さんに伺うとともに、関心が薄くなりつつある原発関連の報道についても警鐘を鳴らします。


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