小出裕章ジャーナル
元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんは一貫して、原発への異議を唱えてこられました。
311・福島第一原発事故をきっかけに、事実を報じないマスコミ報道に代わって、小出さんによる事故や原発に関する解説は、多くの人々からの関心と支持を集めています。
当コーナー「小出裕章ジャーナル」では原発をはじめ、核兵器や放射能などさまざまなテーマを取り上げ、
日本、そして世界の原子力のあり方について、小出さんとともに問い続けます。
311・福島第一原発事故をきっかけに、事実を報じないマスコミ報道に代わって、小出さんによる事故や原発に関する解説は、多くの人々からの関心と支持を集めています。
当コーナー「小出裕章ジャーナル」では原発をはじめ、核兵器や放射能などさまざまなテーマを取り上げ、
日本、そして世界の原子力のあり方について、小出さんとともに問い続けます。
>>小出裕章さん略歴
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- 小出J拡大版「原子力の暴走を止めるためには、多くの人がやはり真実に気がついて頂かなければどうにもならなかったんだということだと思います」〜第168回小出裕章ジャーナル
- 田中正造から何を学ぶか「今日も福島の事故が起こしても誰ひとりとして加害者が責任を取らないということが、今目の前で進行しているわけです」〜第167回小出裕章ジャーナル
- どうすれば原発を止められるか「再稼働しないほうがいいという意見の方が未だに多いわけですが、それでも国がやるならしょうがないかなぐらいに、たぶん思ってる方も多いのではないかと思います」〜第166回小出裕章ジャーナル
- 原発訴訟の希望と絶望「国の主張を羅列して、最後にこれが相当と認められると裁判官の言葉が書き並べられているという、ただそれだけの判決だったのです」〜第164回小出裕章ジャーナル
- 原発と司法「私が少なくとも関わった裁判では、どんなに安全性論争をして原子力発電所が危険だということを立証しても、結局は裁判では勝てないということでした」〜第163回小出裕章ジャーナル
- 高浜原発再稼働「もし高浜原子力発電所で事故が起きるようなことになれば、おそらく噴き出してきた放射性物質は東の方向に流れますので、琵琶湖が直撃されるということになると思います」〜第162回小出裕章ジャーナル
- チェルノブイリ30年「閉じ込めたところでその放射性物質がなくなってくれるわけではないので、いつの時点かでそれを何とかして始末を付けなければいけないのですが、その方策は未だにわかりません」〜第161回小出裕章ジャーナル
- 米国原子力艦について「人口密集地帯に巨大な原子炉が存在してしまっているということになっているわけです。万が一事故でも起きればもう逃げることはできないと思った方がいいだろうと思います」〜第160回小出裕章ジャーナル
- 温暖化対策と核燃料サイクル「ウランというのはこの地球上には貧弱な量しか存在していませんので、いずれにしても原子力なんかにしがみついていても未来のエネルギー源にはならないのです」〜第159回小出裕章ジャーナル
- 中間貯蔵施設の行方「これからは強権的にどこかの地に押し付けるというようなことになるのだろうと思います」〜第158回小出裕章ジャーナル
- 日印原子力協定について「技術供与しないということの方がよっぽど論理的には筋が通ると思いますけれども、日本も米国も、もう体面もなにもかなぐり捨てて金儲けに走るということになっているわけです」〜第157回小出裕章ジャーナル
- 政府が原発推進にこだわる理由「核兵器をつくるための技術的な能力というものを保持し続けたいというのが一番の動機なのです」〜第156回小出裕章ジャーナル
- 汚染水処理の現状「トリチウムという放射性物質については全くなすすべがないまま、いずれは海へ流すということになってしまうわけです」〜第155回小出裕章ジャーナル
- もんじゅに関する規制委の勧告について「ようやくにして出たということ、そのことはどちらかと言えばいいことだとは思いますけれども、遅すぎたと私は思います」第154回小出裕章ジャーナル
- 原発の運転延長「当初予定していた40年という寿命がもう来てしまうわけです。そんな原子炉をこれから再稼働させるというようなことは、こんな愚かな選択はあり得ないと私は思います」〜第153回小出裕章ジャーナル
- 収束作業の現状「もっと悲惨なのは、労働者自身が自分の被ばく量をごまかさなけばいけないという状態になっていることだと思います」〜第152回小出裕章ジャーナル
- 伊方3号機再稼働か「既成事実を積み重ねていって、大飯でも高浜でも順番にやっていくという、そういうやり方を彼らが選んでいるということだと思います」〜第151回小出裕章ジャーナル
- 浜岡原発の再稼働問題「世界の地震学者が揃って東海地震はいつ起きてももう不思議ではないんだと言ってる地震で、その予想震源域のど真ん中に浜岡原子力発電所があるという状態になっています」〜第150回小出裕章ジャーナル
- 原爆は人体実験?「治療してしまってはもう研究自身ができなくなってしまうということですから、治療は一切しないということになっていました」〜第149回小出裕章ジャーナル
- 核燃料サイクルの現状「もんじゅは1兆円を超えるお金を既に投入しましたけれども、豆電球ひとつつけていないという実に馬鹿げた装置になってしまったのです」〜第148回小出裕章ジャーナル
- 燃料デブリ取り出し工法の現状「上の方から覗いて取り出すなんてことは到底できないのです」〜第147回小出裕章ジャーナル
- 台風・大雨との闘い「当面はもうどうにもならない状態で、放射能汚染水が海へ流れ出てしまうということになってしまっています」〜第146回小出裕章ジャーナル
- 原発にこだわる日本企業「日本を使って実物を造ってですね、売り込んでパテントを握っているので儲ける、米国が日本を逃がしてくれないという構図があるだろうと思います」〜第145回小出裕章ジャーナル
- 脱原発、日独の違い「自分達が始末も出来ないような核分裂生成物、いわゆる放射性物質を未来の子供達に押し付けていくという、そのこと自身が許せないというそういう判断をしているわけです」〜第144回小出裕章ジャーナル
- 汚染水対策「本当に環境に流していい法令が決めている濃度以下にきれにできるかどうかということも、やってみないとわからないということだと思います」〜第143回小出裕章ジャーナル
- 憲法と核「憲法の自衛力の範囲内であれば核兵器を持つことも憲法は禁じていないというのが日本国政府の方針、ずっと国会での答弁でした」〜第142回小出裕章ジャーナル
- 原発運転40年ルールについて「正確な科学的な根拠というのはもとからなかったし、今でもないのです」〜第141回小出裕章ジャーナル
- 原発への危険「相手の原子炉を破壊してしまえば、爆弾で破壊する以上に膨大な被害を与えられるわけですから、戦争になれば何でもあると覚悟しなければいけません」〜第140回小出裕章ジャーナル
- 原発の安全審査「原子力を進めたいと思っている学者達を集めてきさえすれば判断をひっくり返すことはできるという、そういうものなわけです」〜第139回小出裕章ジャーナル
- 原発は海温め装置?「海の水をまず引き込んで、その水の温度を7度上げて海へ戻します。その流量が1秒間に70トン」〜第138回小出裕章ジャーナル
- インドとの原子力協定「再処理という力を持っているということは、核兵器を造れてしまうということが初めからもうわかってしまっているわけです」〜第137回小出裕章ジャーナル
- 核兵器と核燃料サイクル「もう国際的に言えば、日本は潜在的な核兵器保有国と言われてしまっているわけです」〜第136回小出裕章ジャーナル
- 川内原発再稼働「いわゆる自然現象というのは工学的な機械と同じようにはいかないので、思ったように予測というのはできないと考える方が適切だろうと思います」〜第135回小出裕章ジャーナル
- 原子力の人材育成「原子力を進めるための学問はもう止めるべきだと思います」〜第134回小出裕章ジャーナル
- 廃炉工程表見直しについて「あまりにも楽観的な見通しの上にその工程表が作られていましてこんなものはできっこない、いずれ改訂されると思っていました」〜第133回小出裕章ジャーナル
- 2号機ベント失敗の検証報告について「2号機の場合には1号機、3号機に比べてもはるかに大量の放射性物質を環境に撒き散らしてしまうということになりました」〜第132回小出裕章ジャーナル
- 避難指示解除は妥当か「きちっとした科学的な根拠に基づいて住民に伝えなければいけないはずなのですが、もう忘れてしまえというふうな方向でやってきているわけです」〜第131回小出裕章ジャーナル
- 核のゴミの処分場をどうするか「膨大な危険物ですので、どこも引き受けてくれる場所がないということで今日に至っています」〜第130回小出裕章ジャーナル
- 汚染水対策の行方「すずとか鉛というような物を送ることができるのであれば、それが液体状態になって、炉心を冷やしてくれるのではないかと期待しています」〜第129回小出裕章ジャーナル
- 【公開収録より】原子力との41年「人生最大の間違いというのは、原子力などに夢を持ってしまったということが、私の最大の誤りだったと思います」〜第128回小出裕章ジャーナル
- 【公開収録より】質疑応答編「米国は軍隊が守ってるんですね、原子力発電所。テロがあるといけない。労働者がサボタージュをするとそれも危ないということで徹底的にその管理をするというようなことをやるわけです」〜第127回小出裕章ジャーナル
- 伊方原発「適合」の問題「日本最大の活断層、中央構造線が動くようなことになれば、おそらく壊滅的な被害を受けるだろうと思います」〜第126回小出裕章ジャーナル
- 事故賠償をめぐって「もっと本気で住民に対しての賠償などをすれば、日本の国家が倒産してしまうほどの被害が出ていると私は思っています」〜第125回小出裕章ジャーナル
- 【公開収録より】脱原発へのビジョン「独政府の中の倫理委員会は自分達が始末ができないようなゴミを生み出す。そのこと自身が間違えているから原子力をやってはいけないという結論を下すわけです」〜第124回小出裕章ジャーナル
- 【東京での公開収録より】「まず一番には原子力を始めた一番の理由はエネルギーじゃなかったんです。核兵器を持つ能力を持ちたいというのが根本の理由で始まっていました」〜第123回小出裕章ジャーナル
- 【公開収録から】原発誘致を阻止した日高町「はね返したんですけれども、非常に突発的な出来事で、ようやくはね返したんです」〜第122回小出裕章ジャーナル
- 原発攻撃被害報告書が明るみに「原子力に対する、やはり危機感というものが広がってしまうことを恐れたということが多分本音なんだろうなと私は思います」〜第121回小出裕章ジャーナル
- 【公開収録から】伊方原発反対運動について「住民自身が調査をするということで、初めて電力会社にプレッシャーをかけて放射能を出させないようにできたというそういうことだと思います」〜第120回小出裕章ジャーナル
- 核のゴミをどうするか「原子力を進めてきた人達は、いつか何とかなるさと思い続けて、ここまで来てしまったのです」〜第119回小出裕章ジャーナル
- 東電の隠蔽体質「情報の全てを握らせたままきちっと報告してくれると期待する方がむしろ間違えているんだと、皆さんにも考えて頂きたいと思います」〜第118回小出裕章ジャーナル
- 原子力研究の人材育成について「必ず必要な仕事ですのでそういう学問の分野は残してほしいと思います」〜第117回小出裕章ジャーナル
- プルサーマルの危険性「プルトニウムを混ぜるというようなことをすれば、より危険が増えてしまう。そのことはもう争う余地がなく当たり前のことです」〜第116回小出裕章ジャーナル
- 東日本壊滅を回避させた奇跡とは「定期検査の日程が遅れていて、まだその原子炉の真上のプールに水が入っていたということがまず第1の奇跡です」〜第115回小出裕章ジャーナル
- 原発事故から4年「敷地の中全体が放射能の沼のような状態になってしまっていて、毎日毎日どんどん海に向かって汚染が流れ出ていってるわけです」〜第114回小出裕章ジャーナル
- 汚染水の状況「未だに350トンもの汚染水が毎日増え続けるという、そういう状況になっています」〜第113回小出裕章ジャーナル
- IAEAとは?「ひとつは原子力発電を世界中に広めるということですし、もうひとつは広めながらも核兵器だけでは他の国に持たせてはいけないというその2つの目的を担うために設立されたのがIAEAです」〜第112回小出裕章ジャーナル
- 高まる再稼働の機運「原子力発電所が決して安全なんていうことは、誰も専門家は思っていませんし、規制委員会自身がそうではないと明言しています」〜第111回小出裕章ジャーナル
- なぜ原子力に抵抗を?「大きな危険を抱えている。だから電気の恩恵は受けるけれども危険は過疎地に押し付けるのだということに気が付きました」〜第110回小出裕章ジャーナル
- 原子力小委員会の中間報告について「一切の反省もしなければ、一切の責任も取らないまま、今まで通りの方策をどうやったら続けられていかれるかということで、この報告が書かれています」〜第109回小出裕章ジャーナル
- 放射能は消せないのか「放射能のことを口に出すことが段々難しくなってきているというそういう状況だと思います」〜第108回小出裕章ジャーナル
- 国内の使用済み燃料の行方「米国としてはその危険なウランを外国に出していないわけですから、引き取る義務もないし理由もないということで、引き取りを拒否するということになってきているわけです」〜第107回小出裕章ジャーナル
- ウランは夢のエネルギーか?「全部ウランでエネルギーを賄おうと思えば、10年でもうなくなってしまうというほどですね、まことに馬鹿げた貧弱な資源です」〜第106回小出裕章ジャーナル
- 原発事故と自然災害「津波が来る前にすでに原子力発電所があちこちで壊れていたという証拠はたくさんあります」〜第105回小出裕章ジャーナル
- 核分裂反応が生み出すもの「仮に制御でき続けたとしても核分裂生成物、いわゆる死の灰と呼ぶものが避けることなくできてしまうのです」〜第104回小出裕章ジャーナル
- 福一事故・燃料デブリ回収の困難「多分、もうそこらじゅうに飛び散ってしまっていますので、それをつかみだすことは基本的にはできないと思っています」〜第103回小出裕章ジャーナル
- 増え続ける放射性廃棄物をどうするのか?「放射能を消すことができないわけですから、とにかく閉じ込めるということをやるしかないわけです」〜第102回小出裕章ジャーナル
- 福島原発は今/汚染水対策と除染について「現在、放射能で汚れた場所に人々が捨てられてしまっているわけで、その人達の被ばく量を減らすということはなんとしてもやらなければいけないと思います」〜第101回小出裕章ジャーナル
- 福島原発の今/使用済み核燃料の取出し作業はなぜ遅れているのか?「やればやるだけ困難が増えてくるということが東京電力も国も身に沁みて分かってきたという事だと思います」〜第100回小出裕章ジャーナル
- 特別検査で高浜原発1・2号機稼働延長か?「40年経ったのになおかつ、それを動かそうということ自体が私は随分異常なことだと思います」~第99回小出裕章ジャーナル
- 廃炉は計画通り進むのか?「とにかく楽観的な見通しのもとで事故に対処しようとしたわけで、ことごとく失敗しながら今日まで来てしまいました」〜第98回小出裕章ジャーナル
- 鬼気迫る小出裕章国会証言を振り返る「誰一人として責任を取らないまま再稼働をさせる。新たに原子力発電所を造る。新たに輸出までするというようなことを言ってるわけですから正気の沙汰とは思えません」~第97回小出裕章ジャーナル
- 次世代型高温ガス炉とは?「まだまだ実験炉すらまともに動いてないという、そういう施設ですので、それが安全だなどということは到底あり得ないです」〜第96回小出裕章ジャーナル
- 四国電力伊方原発の現状と問題点「伊方原子力発電所は北には中央構造線、南には南海トラフがあるという、まさに地震の巣のような所に建っています」~第95回小出裕章ジャーナル
- SPEEDIについて「計算で得たことも米軍には渡したけれども住民には知らせないという事に打って出てきたわけで、やはり彼らとしては都合の悪い物はできる限り使わないし、自分達がフリーハンドでいたいと思ってるのだと思います」~第94回小出裕章ジャーナル
- 御嶽山噴火から考える火山と原発について「噴火の予知ができないわけですからもともと対策のとりようもないし、規制委が川内原発が安全だというようなお墨付きを出したことその事が私は非科学的だと思います」~第93回小出裕章ジャーナル
- 原子炉実験所ってどんな所?「物理学・化学・生物学というような非常に基礎的な学問研究をしている所で、原子力の研究をしてるという人はほとんどいないという、そんな状態です」〜第92回小出裕章ジャーナル
- 廃炉の抱える問題点について「40年で廃炉にするということがよく言われるわけですけれども、それは単にその時点で運転停止するということなのです」〜第91回小出裕章ジャーナル
- 3つの東電発表から垣間見える事故の実相について「漏れたストロンチウム90が本当に1兆4600億ベクレルだとすればそれは4100万人分の年摂取限度に相当します」~第90回小出裕章ジャーナル
- 新安全基準は世界一厳しい?「ほとんどの日本の原発は90年頃までにできてるわけですから、そんな古めかしい原発が世界一の基準に合うはずがないわけです」〜第89回小出裕章ジャーナル
- 中間貯蔵施設受入れと避難の関係性について「押し付けられてしまえば、もっと長い間にわたって戻れなくなるということです」~第88回小出裕章ジャーナル
- 川内同型原発は審査簡略化可能か?「そんなもの簡略化できる道理がないのです」~第87回小出裕章ジャーナル
- 空間放射線量から個人被ばく線量へ除染基準転換の意味とは?「できる限り小さな数字が出てくるような測定の仕方をしたいと、彼らが思っているわけです」~第86回小出裕章ジャーナル
- 日本初の原発死亡事故(美浜原発事故)から10年を迎えて「壊れた時には、配管が腐食と摩耗で、わずか0.4ミリしかなかった。そういう状態だったのです」~第85回小出裕章ジャーナル
- 放射性物質飛散量1兆ベクレルの意味とは?「一般の人達が1年間にそれ以上とってはいけないというセシウムを700万人分放出したということです」~第84回小出裕章ジャーナル
- 関電の歴代総理ヤミ献金スクープと日米原子力協定について「政治家はひたすら核兵器を持ちたい、電力会社はとにかく金儲けをしたい、少しぐらい危険でも、過疎地に押し付けておけばいいだろうとやってきた訳です」〜第83回小出裕章ジャーナル
- 川内原発再稼働適合判断について 「この審査は安全審査ではないのです」~第82回小出裕章ジャーナル
- 脱原発の株主提案拒否、膨らむ原発安全対策費 「いくらお金を使おうと、電力会社は必ず電気代で回収できるという仕組みになっていますので、悠々やれてしまうのです」~第81回小出裕章ジャーナル
- 『美味しんぼ』バッシング騒動について「どうしてこんな事が大騒ぎの原因になるのか、それこそが私にとっては不思議でした」~第80回小出裕章ジャーナル
- 早くも行き詰まった凍土壁問題 「これまでやってきた技術の枠組みをはるかに超えているわけです」〜第79回小出裕章ジャーナル
- 原発のない夏は電力が足りないって本当?「火力発電所と水力発電所が膨大にありまして、いついかなる時にも原子力なんて全く不要なのです」~第78回小出裕章ジャーナル
- 戦争・テロの原発への脅威「原子炉本体とつながっている配管をただ破壊してしまえばいいというものですので攻撃に対しては大変弱い構造になっています」〜第77回小出裕章ジャーナル
- 吉田調書を通じて見えるもの「住民たちを被ばくから守るというよりはむしろパニックを恐れるというのが日本政府の基本的な方針だったように私には当時も見えました」〜第76回小出裕章ジャーナル
- 原発の町・伊方住民の40年の闘い「なんで四国の一番大きな町、高松とか松山に原子力発電所を建てないで自分達の所に建てるのだという疑問がどうしても抑えられなかったわけです」~第75回小出裕章ジャーナル
- 高速増殖炉もんじゅ存続の思惑とは?「原子力ムラはどんなに失敗してもやがて上手くいくと言い続けて自分達は責任逃れをしていくという、そういう組織なのです」~第74回小出裕章ジャーナル
- 原発のメリットについて、今一度考えてみよう「原子力にかけた夢は全てが幻ということでした」~第73回小出裕章ジャーナル
- 福島第一原発廃炉の現状について(2)「廃炉カンパニーを分社化して、全ての責任をそこに押し付けて、東京電力の本体自身は無傷のまま生き延びる。 全く間違えていると私は思います」~第72回小出裕章ジャーナル
- 建設差止め訴訟に揺れる大間原発「フルMOX。つまりプルトニウムをひたすら燃やすためという目的のために造られた原子炉です」〜第71回小出裕章ジャーナル
- 福島第一廃炉の現状について 「熟練した労働者がどんどん被ばくの限度に達してしまって現場で働けなくなってしまうという状況に次々と追い込まれているのです」~第70回小出裕章ジャーナル
- 脱原発のドイツに何が起きているのか? 「これからは原子力をとにかく止めるために、石炭と再生可能エネルギーで乗り切っていこうと彼らはしているのです」~第69回小出裕章ジャーナル
- チェルノブイリ事故で何が起きていたのか「現場の作業員が悪かったと言って彼らに全ての責任を押し付けるということをやるわけですね」〜第68回小出裕章ジャーナル
- ALPSは汚染水対策の切り札なのか?「まともに動かないということがありますし仮に動いたとしても多分私はできないと思います」〜第67回小出裕章ジャーナル
- アメリカが日本にウランとプルトニウムを返せと言ったわけは? 「高濃縮ウランやプルトニウムという物質を海外に出してしまうと、それがいつか原爆になってしまう危険性があるからです」〜第66回小出裕章ジャーナル
- 川内原発の優先審査決定について「とにかく何とか新しくまたお金が欲しいということが、自治体としてはその所に落とし込められてしまってるのだと思います」~第65回小出裕章ジャーナル
- 揺れる高速増殖炉もんじゅの行方について 「超優秀な核兵器材料が手に入るということで、どうしても動かさなければいけないのです」~第64回小出裕章ジャーナル
- 燃料棒破損、相次ぐ事故「根本的な矛盾を抱えた物ですので、完璧に欠陥を防ぐということは今日に至ってもできないでいるわけです」〜第63回小出裕章ジャーナル
- 核保有を志向する日本「69年の外交政策委員会の報告よりずっと前から、実はもう核兵器を作りたかったのです」〜第62回小出裕章ジャーナル
- 高効率の火力発電コンバインドサイクルとは?「熱効率は既に(原発の2倍に当たる)60%を超えるというような高効率の発電所ができるようになっているのです」~第61回小出裕章ジャーナル
- アメリカの原発事情について「100基を超えて確かに米国は原子力発電所を作りましたけれども、次々と廃炉になっていくという時代になりました」~第60回小出裕章ジャーナル
- 安定供給・コスト低減・温暖化対策は原発推進の大義名分か?「まったくマンガのような話ですね」~第59回小出裕章ジャーナル
- 戦争と原発はつながっている「もともと原子炉というのは、原爆材料であるプルトニウムをつくろうとして開発された道具です」〜第58回小出裕章ジャーナル
- 除染の効果について「除染というもので放射能を消すことはできないのです。 ですから、どっかからどっかに放射能を移動させなくてはいけないのですけれども、最大の問題は移動先がないということです」〜第57回小出裕章ジャーナル
- 「再稼働への動き活発化について 「今年の夏、あるいは秋頃に再稼働されてしまう可能性は高いと思います」~第56回小出裕章ジャーナル
- 戦争と原発はつながっている? 「本当はつながっているのですけれども、政府、あるいはマスコミがこぞって原子力は平和利用で戦争と関係ないという宣伝をずっと流し続けてきたのですね」~第55回小出裕章ジャーナル
- 福島第一原発主排気塔下の毎時25シーベルトについて 「20分いれば人が確実に死んでしまうと、そのくらいの量ですね」〜第54回小出裕章ジャーナル
- インドのウラン鉱山について「先住民族の方々が住んでいる本当に貧しい土地でインド唯一のウラン鉱山が掘られてしまうことになりました」~第53回小出裕章ジャーナル
- 東海再処理施設プルトニウム溶液等の調査報告について「それを処理しようとすれば、たしか20年ぐらいかかるということだったと思います」~第52回小出裕章ジャーナル
- イランの核開発について 「核兵器に結びつかないようなということで、イランにももっともっと透明性を持って、情報を公開して欲しいと願います」~第51回小出裕章ジャーナル
- 福島第一原発事故の子どもたちへの影響について「成長途上にある子どもというのは、一番放射線に敏感です」~第50回小出裕章ジャーナル
- 特定秘密保護法で原発情報はどうなるのか?「そんなものがあろうとなかろうと、すでに日本の原子力は秘密だらけでした」~第49回小出祐章ジャーナル
- 年間20ミリシーベルト以下は健康に問題ない? 「なぜそういう数字が決まったかというと、それは安全だからではないのです」~第48回小出裕章ジャーナル
- 燃料棒70体が震災前から損傷?「70年代の初め頃はそういうことが年がら年中あってですね、あっ、また穴があいちゃったということで、使用済燃料プールの中に移すということをやってきました」~第47回小出裕章ジャーナル
- 政府の原発避難方針の転換について「もっと早めに、ここは帰れないと言って、まるごと生活を補償するということをやらなければいけなかったのです」~第46回小出裕章ジャーナル
- 地層処分は有効な手段か?「安全な場所(地層)が日本にはありませんし、保証できる科学も元々ないのです。私はそんなものは到底やってはいけないと思います」~第45回小出裕章ジャーナル
- 4号機の燃料棒取出し「広島原爆が撒き散らしたセシウム137の14000発分がまだプールの底に眠った状態のままになっています」~第44回小出裕章ジャーナル
- 地下観測用井戸のトリチウムについて「環境に流してはいけない濃度の10倍を越えているようなものが井戸の中にすでにあるということです~第43回小出裕章ジャーナル
- 東電はなぜ自然災害を軽視するのか?「事故収束を東京電力に任せているというような今の体制そのものが間違えていると思います」~第42回小出裕章ジャーナル
- 柏崎刈羽原発再稼働申請をどう見るか「事故の原因すらまだ分からない状況で、それでも原子力発電所を再稼働するという言う人たちがいるのですね」~第41回小出裕章ジャーナル
- 汚染水漏れはどれほど危険なものか?「ひとつのタンクから300トン漏れたがために広島原爆と変わらない放射性物質が・・・」~第40回小出裕章ジャーナル
- JCO臨界事故から14年 「被曝というものが大変恐ろしい結末をもたらすということを私自身も改めて認識させられてしまいました」~第39回小出裕章ジャーナル
- 電力会社のメディアコントロール「日本のマスコミという世界では原子力の反対派にものを言わせない、ということでずっときたと思います」~第38回小出裕章ジャーナル
- 国と東京電力の無責任性について「東京電力にはきちんと責任を取らせて倒産をさせるべきだと思います」~第37回小出裕章ジャーナル
- 五輪プレゼン・汚染水完全ブロックの嘘「海というのはみんなつながっているのです。どこかで完全にブロックされるなんてありうる道理がありません」~第36回小出裕章ジャーナル
- 母乳と放射性物質について「福島の母親の母乳の中にはヨウ素があったはずです」~第35回小出裕章ジャーナル
- 原子力ムラはマフィア?「私は単なる共同体というよりは、犯罪集団だと思うようになりましたので、原子力マフィアと呼ぶことがいいのではないか、と思うようになりました」~第34回小出裕章ジャーナル
- 汚染水の海への流出はどこまで進んでいるのか?「コンクリートの割れ目というのは、港の部分だけでなくて、もうそこら中にあるわけですし、そこから汚染水は漏れ続けてきたのです」~第33回小出裕章ジャーナル
- ルール無視の原発新規制基準「原子力発電所の再稼働を容認するためのレールの上を走っているという風に私には見えます」~第32回小出裕章ジャーナル
- 日米原子力協定の真相とは?「日本はなんとしても自力で核兵器をつくる力を身につけておきたいと思ったわけです」~第31回小出裕章ジャーナル
- 農業用水に汚染水340トンの杜撰「もう多分日常的にやっていると思います」~第30回小出裕章ジャーナル
- 絶対に赤字にならない仕組み?「儲けたければ資産を持てばいいし、そうしたら電気料金を上げていくらでも儲けることができるということで、これまで来たのです」〜第29回小出裕章ジャーナル
- 原発を止めると電気は足りなくなる?「まんまと皆さんが騙されていたのですね」~第28回小出裕章ジャーナル
- メルトダウンの後始末は?「溶け落ちた燃料というのは、そんなものを取り出すことはできないのです」〜第27回小出裕章ジャーナル
- 六ケ所村再処理工場の目的とは?「日本としても原爆の材料を取り出す技術を身に付けておきたい、ということで再処理工場を動かし始めたのです」~第26回小出裕章ジャーナル
- 北朝鮮の核開発疑惑に迫る!!【第2弾】「プルトニウムを取り出すことすらできない、そういう状態ですので、北朝鮮に核兵器があるというのは私はそれこそあり得ないことだと思います」〜第25回小出裕章ジャーナル
- プルサーマル計画と核武装の意外な関係 「再処理というのは原爆材料となるプルトニウムを取り出すためにどうしてもやらざるを得なかったから、開発された技術です」〜第24回小出裕章ジャーナル
- 沖縄に原発がない意外な理由「原子力発電所が攻撃を受けた時に、核兵器でやられるよりもっとひどい被害が出るということまで計算しているわけです」~第18回小出裕章ジャーナル
- 山本太郎vs小出裕章 「最終処分場は、東京とか大阪の大都会が引き受けるべきだと思います」〜第7回小出裕章ジャーナル
- 小出裕章生出演! 「人類が初めて遭遇する原子力開発史上最悪の事故が今、まだ進行中だということです」~第1回放送【2】
- 小出裕章生出演!「日本の原子力発電所は自民党が全て作ってきた」~第1回放送【1】
【小出裕章 略歴】1949年生まれ。日本の工学者(原子力工学)。京都大学原子炉実験所助教。原子力の平和利用を志して1968年に東北大学工学部原子核工学科に入学するも、放射能被害の実態を知り、原子力に反対する立場を取り始める。女川原発の反対運動、伊方原発裁判、人形峠のウラン残土問題、JOC臨界事故など、放射能被害者の側に立って活動、原子力の専門家としてその危険性を訴え続けている。2015年3月末で同職を定年退職。