第111回「警察、原発、そして政治家…権力の闇について考える」

2015年02月23日

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00:34 オープニング| 02:31 本編前半| 14:39 小出裕章ジャーナル| 27:20 本編後半| 38:56 みんなジャーナル(電話インタビュー)| 49:59 エンディング

Web公開 2月23日(月)
ラジオ放送日 2月20日(金)~27日(金)
※放送日時は放送局によって異なります。くわしくはこちらをご覧ください
ゲスト 仙波敏郎さん(愛媛県警元警察官・元鹿児島県阿久根副市長)
パーソナリティ 今西憲之(ジャーナリスト)
テーマ 警察、原発、そして政治家…権力の闇について考える

ラジオフォーラム

■警察権力の腐敗との闘い

ゲストの仙波敏郎さんは、愛媛県警の元警察官。2005年に現職警察官として初めて警察の裏金問題を実名で内部告発したことで著名です。虚偽の領収書を書くことを拒否したことから、閑職に追いやられ、警察官退職までの35年間、職位は巡査部長のまま。日本警察史上最長記録だといいます。

番組前半では、裁判なども通して、警察権力の腐敗と正義を世に訴え続けた闘いの日々を振り返ります。また後半では、2010年~2011年、鹿児島県阿久根市の副市長を務めた日々のお話を、また「反原発阿久根の会」の代表としての現在の活動についてうかがいます。利権に群がる権力の闇と、日本の国の正義について、じっくり考える60分です。

■川内原発が危ない〜小出裕章ジャーナル

小出さんと、「反原発阿久根の会」代表でもある今回のゲストと仙波敏郎さんが、川内原発の再稼動の危険性について語り合います。地域社会が権力に飲み込まれていく苦しさを小出さんは、「毒饅頭を食らわされる」と表現しました。言葉どおり権力に抗うことはたいへんなエネルギーが必要ですが、この最初の再稼動を止めないと日本は本当に大変なことになる、その切迫感をひとりひとりが声に出して戦っていくことが最も大切なのだとおふたりは語ります。

そのために市民ができる具体的な行動とは? 再稼動カウントダウンを市民の力で止めることは果たしてできるのだろうか? 険しい道がまだまだ続きます。

■川内原発から20キロ・阿久根市民にとっての再稼動とは?〜みんなジャーナル

川内原発から約20キロに位置する鹿児島県阿久根市の市議、竹原えみさんに電話でお話をうかがっています。再稼動に向けての県と九州電力の説明会に数多足を運ぶも、市民のための説明会とは到底言えない、閉ざされた会の運営に、強い憤りを感じるといいます。

原発再稼動反対の立場をとる竹原さんが、市議会で戦いつづける日々を通して見えてくる、原発立地の地方自治体の窮地と戸惑い、混乱などを、ありのままにレポートします。


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