第52回「福島の女子たちが“楽しい”を発信! 〜被災地発のポップな活動」

2014年01月06日

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00:31 オープニング
04:59 福島の今を伝える(前半)
14:28 小出裕章ジャーナル/東海再処理施設の廃液処理問題
25:12 福島の今を伝える(後半)
40:02 カナダから見た日本社会
47:47 エンディング

Web公開 2014年1月5日(月)
ラジオ放送日 2014年月1月3日(金)~17日(金)
※放送日時は放送局によって異なります。くわしくはこちらをご覧ください
ゲスト 鎌田千瑛美さん(一般社団法人ふくしま連携復興センター理事)
パーソナリティ 湯浅誠(社会活動家)
テーマ 福島の今を伝える

ラジオフォーラム

■本音を言える場所を求めてたどり着いた場所。福島の女子たちが「楽しい」を発信!

今週のゲスト・ 鎌田千瑛美 さんは、一般社団法人 ふくしま連携復興センター 理事として、被災地の中と外、行政と民間を横断的につなぐお仕事に奔走する一方、鎌田さんご自身の活動として、既成概念にとらわれない、被災地に生きる若者、特に「女子」にフォーカスしたユニークな活動を牽引されています。

若い女子が本音でつながる場作りを目指す任意団体「 ピーチハート 」、恋愛を切り口に多様な価値観にふれあう語り場「 」。

若い仲間たちが本音で話せる場所が欲しい。そしてその中で、震災に対しても原発に対しも当事者意識を持って欲しい。福島を「問題」とだけ見て、何をするにもすべての生活行動が重みをもってしまう中、それでも普段の暮らしが日々そこにあり、若者たちが生きている。

だから本音でつながり、しかも「可愛く発信したい」という。鎌田さんの創り出す「場」は、あたたかく、ポップで、エネルギッシュ。ぽつりぽつり語り出す辛い思いや希望をしっかりと受け止めながら、鎌田さんたちは、楽しい福島を発信中です。

■2013年を振り返る~カナダから見た日本

ラジオフォーラムをカナダ・バンクーバーで放送してくれている、C-ZOOMラジオ日本 のパーソナリティ兼プロデューサーの田村富士夫さんにお話を伺います。

海外から日本の2013年は、どう見えたか?特定秘密保護法、原発再稼動、消費税増税・・民意が通らない日本の政治を憂う田村さんは、「なぜ市民は黙ったままなのか」と、熱く語ってくださいました。

■「東海村、高レベル廃液、爆発の恐れ」- 第52回小出裕章ジャーナル

昨年12月2日、原子力規制庁 は、日本原子力研究開発機構東海再処理施設 (茨城県東海村)のプルトニウム溶液と高レベル放射性廃液の 調査報告 をまとめました。

それによると、廃液が430立方メートル処理されずに残っており、安全装置が壊れると沸騰して放射性物質が飛散したり、水素爆発を起こしたりする恐れがあるといいます。

事故などで冷却装置や水素除去設備などの安全装置が故障すると、高レベル廃液は55時間で沸騰して放射性物質が飛散、水の放射線分解で水素が発生して38時間で爆発する、プルトニウム溶液は23時間で沸騰、11時間で水素爆発する恐れがあるという。

液体のまま保管し続けることの難しさや、急がれる対策について小出裕章さんに伺います。


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