- 放送開始日:2013年1月19日(土)
- Web公開日:2013年1月25日(金)
- ゲスト:小室等(フォークシンガー)
- パーソナリティ:石井彰(放送作家)
- 音楽のたね(オンエア曲):小室等『雨のベラルーシ』
※著作権の関係により、アーカイブ中の楽曲放送はありません。
「ラジオフォーラム」第2回目放送が1月19日(土)から始まりました。フォークシンガーの小室等さんゲストにお迎えし、石井彰がパーソナリティを務めました。
小室さんはチェルノブイリ原発事故があったベラルーシを1992年と94年に訪問したときのエピソードを披露。子どもたちの間に広がるがんや白血病などの疾患に対し、現地で医療援助を行う「日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)」が設立されたいきさつを紹介しました。「現地の医療現場は施設も遅れており劣悪。そんななかで日本からの医療支援が奮闘していた」と振り返り、滞在中に作ったという『雨のベラルーシ』を弾き語りで披露していただきました。
「小出裕章ジャーナル」では、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが原発の維持費用について解説。放射能を遮断するための安全措置が多重に必要となること、放射性廃棄物の保管が極めて困難なことなどを挙げ、原発維持が高コストになる要因を指摘しました。また管理できない廃棄物を生み出す原発は即刻停止すべきとした上で、「廃棄物の問題は私たちの世代で始末を付けなければならない。放射能の無毒化など研究を今後も取り組む必要がある」と訴えました。
また当番組を放送するカナダ・バンクーバーの日本語ラジオ局「C Zoom Radio Nippon」のプロデューサー・田村富士夫さんにインタビュー。多民族国家である同国のお国柄についてご紹介いただきました。
さまざまな市民活動や社会活動をご紹介する「ラジオのたね」では、阪神大震災以後に結成され、被災地の障害者を支援するNPO法人「ゆめ風基金」の橘高千秋さんに、東日本大震災で被災した障害者への支援活動をご紹介いただきました。
■関連リンク
日本チェルノブイリ連帯基金 http://jcf.ne.jp/
NPO法人ゆめ風基金 http://yumekaze.in.coocan.jp/
C Zoom http://czoom.net/podcast/
日本チェルノブイリ連帯基金 http://jcf.ne.jp/
NPO法人ゆめ風基金 http://yumekaze.in.coocan.jp/
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次回第3回はゲストにジャーナリストの吉富有治さん、パーソナリティは今西憲之でお送ります。
放送開始は1月26日(土)、Webでのアーカイブ公開は2月1日(金)を予定しています。
放送開始は1月26日(土)、Webでのアーカイブ公開は2月1日(金)を予定しています。