ゲスト | 小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教) |
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パーソナリティ | 石丸次郎、今西憲之、西谷文和(ジャーナリスト) |
テーマ | 原発事情の今 |
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「ラジオフォーラム」の記念すべき第1回目放送が1月12日(土)、始まりました。初回は特別版として、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんをゲストにお迎えし、石丸次郎、今西憲之、西谷文和がパーソナリティを務めました。
小出さんは「たね蒔き」の打ち切りについて、「良質なジャーナリズムを背負ってきた番組がなくなり、大変残念な思いです」と心情を語りました。また新政権や自民党などが原発推進の姿勢を見せていることについて、「未だ事故が収束していない中で、大変あきれた政党だと思います」と批判。今後、原発の再稼働や新規建設を進めるとする一方、「次の選挙までは大人しくしているのではないか」と、次期参院選までは支持率低下を避けるため、原発政策に大きな動きはないとの予想を示しました。
一方、西谷はモンゴルのかつてのウラン鉱山に、放射性廃棄物の処理場が建設されるという疑惑についてレポート。水面下の動きとしながらも、既に巨額の予算が付き、“放射能廃棄物のゴミ捨て場”が同国に生まれるかもしれない実態について報告しました。