番組づくりの理念(社)ラジオ・アクセス・フォーラム概要 

ラジオフォーラムとは

大阪MBSの報道ラジオ番組「たね蒔きジャーナル」が2012年9月28日、多くのリスナーに惜しまれながら放送を終了しました。「たね蒔き」は屈指の報道番組として高い評価を得、特に3.11以降は原発問題について報道し続け、全国的な支持と信頼を獲得していました。

番組を何とか残そうと存続運動が始まり、多額の寄付金が集まりました。しかし多くのリスナーの願いも虚しく、番組打ち切りの決定を覆すことはできませんでした。しかし私たちはまだあきらめてはいません。

ラジオフォーラムは「たね蒔き」の精神を受け継ごうと、2013年1月から始まった報道ラジオ番組です。存続運動の呼びかけ人らが中心となって番組を企画・制作する一般社団法人ラジオ・アクセス・フォーラムを設立、寄付金をもとに週に1度、1時間の番組を制作しています。

“ジャーナリズムの広場をつくりたい”との思いで始まったラジオフォーラム。ぜひお聴きいただき、みなさまのご支持、ご支援をよろしくお願いいたします。

なお番組づくりにおける私たちの理念はこちらをご覧ください。

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番組づくりの理念

3.11以降、大手マスメディアに対する信頼は大きく失墜しました。原発事故をはじめとして、市民が切実に求めている情報を報道しない実態が、これまで以上に明るみになりました。

経済的利益の追求が第一の目的となり、既存の放送や新聞、雑誌では、広告の確保や視聴率につながらない情報はなかなか報道されません。大手マスメディアのこうした姿勢により、大切な問題が社会から忘れられ顧みられなくなっていく、その傾向を強めています。マスメディアのジャーナリズムの衰退は明らかでしょう。

このままでは伝えられるべき情報が埋もれたまま、市民の知る権利が脅かされる、恐ろしい社会に向かってしまうのではないか。私たちはそうした懸念から、市民の側に立って小さな声に耳を傾け、暗い闇に光射す、そんな報道を目指すオルタナティブ・メディアの必要性を感じています。

ラジオフォーラムは、そうした思いから生まれました。その実現には、企業のスポンサー料だけに依存せず、市民からの寄付と支援を広く受けて財政の基盤とする運営、市民参加型の番組作り、ラジオをはじめネットや紙媒体など、さまざまなメディアを縦横に駆けめぐる展開が必要と考えています。

世の中に埋もれているさまざまな問題を取り上げ、社会に提起する。真のジャーナリズムを実現し発展させる。市民のみなさまとともに、それらをかたち作るメディアを目指していきます。

一般社団法人ラジオ・アクセス・フォーラム

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ラジオ・アクセス・フォーラムの概要

一般社団法人ラジオ・アクセス・フォーラムは、独立系ラジオ番組「ラジオフォーラム」を企画・制作しております。

※当法人は2016年3月末日をもって、解散いたしました。

  1. ラジオ・アクセス・フォーラム(略称:RAF)は、聴取者(市民)の資金参加を含めて放送番組づくりと、放送の本来の役割である報道・ジャーナリズムの実現を目指し、さまざまな活動を行います。
  2. ホームページやメールマガジンを作成し、会員への番組告知、会員から番組への意見・提案などを積極的に集め、市民参加型の番組作りを目指します。
  3. 番組のスポンサー集め、グッズの販売企画、出版活動などを通じて、継続的な番組作りと広報活動を行います。

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