第159回「夫婦別姓訴訟から問う、多様性ある社会とは」

2016年01月25日

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00:11 オープニング| 06:45 本編前半| 16:20 小出裕章ジャーナル| 26:23 本編後半| 45:53 みんなジャーナル(電話インタビュー)| 49:46 エンディング

Web公開 1月25日(月)
ラジオ放送日 1月22日(金)~29日(金)
※放送日時は放送局によって異なります。くわしくはこちらをご覧ください
ゲスト 金塚彩乃さん(弁護士)
パーソナリティ 谷岡理香(東海大教授)
テーマ 婦別姓訴訟から問う、多様性ある社会とは

ラジオフォーラム

■婦別姓訴訟から問う、多様性ある社会とは

昨年12月16日、最高裁が夫婦同姓は「合憲」という判断を示しました。今回の裁判は2011年2月に、別姓を選択できる制度を求めて、事実婚をしている方5人が提訴したものです。

原告は、夫婦同姓を定めた民法750条が、「個人の尊重」を保障した憲法13条や、「男女の平等」を定めた憲法24条に違反していると訴えましたが、司法の判断は違いました。

「夫婦が同じ名字を名乗ることを定めた民法は、憲法に違反していない」。最高裁が下した判決の背景には、どのような問題があったのでしょうか? 国会での議論が進まないなかで、選択的夫婦別姓の意義について考えます。

ゲストは、夫婦別姓訴訟で弁護団のおひとりであった弁護士の金塚彩乃(かねづか・あやの)さんです。選択的夫婦別姓を認めないというのは、1985年に批准された「女性差別撤廃条約」違反であると金塚さんは言います。

女性の社会進出の一方で、家族のあり方も変化しているなか、今回は夫婦別姓の問題から多様性を認めあう日本社会の在り方について考えます。

■地球環境対策のなかの核燃サイクル〜小出裕章ジャーナル

去年12月に開かれた温暖化対策パリ会議(COP21)から見えてきた日本の環境対策、そしてエネルギー政策(原発政策)を取り上げます。

世界はすでに、化石燃料から再生可能エネルギーへの大転換を加速させるなか、未だ高速増殖原型炉「もんじゅ」、そして原発の使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」の中核となる再処理事業にしがみつく日本政府。

このままでは日本は世界の流れに取り残されてしまうのでは? 小出さんの見解を伺います。


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