第118回「“死刑弁護人”と呼ばれて」

2015年04月13日

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00:11 オープニング| 03:56 本編前半| 17:58 小出裕章ジャーナル| 27:08 本編後半| 43:56 みんなジャーナル(電話インタビュー)| 50:07 エンディング

Web公開 4月13日(月)
ラジオ放送日 4月10日(金)~17日(金)
※放送日時は放送局によって異なります。くわしくはこちらをご覧ください
ゲスト 安田好弘さん(弁護士)
パーソナリティ 今西憲之(ジャーナリスト)
テーマ “死刑弁護人”と呼ばれて

ラジオフォーラムにご出演の安田好弘さん

■世論やメディアを敵に回してもやるべき仕事とは?

今回のスタジオのお客様は、弁護士の安田好弘さんです。安田弁護士は、和歌山毒物カレー事件の林眞須美死刑囚や、オウム真理教の麻原死刑囚といった、死刑や無期懲役の上告審などの困難な弁護を、多数引き受けておられます。

安田弁護士は語ります。警察や検察が作ったストーリーではなく、被告のみが知るすべての真実と被告自身が向き合ってこそ、初めて本当の反省と贖罪が生まれるのだと。安田弁護士の仕事は、狂気に満ちた犯罪が、ひとりの特異な人間の心の闇としてだけ処理されることへの警鐘を鳴らすことなのでしょう。社会を震撼させた数々の凶悪事件を担当してこられた安田弁護士がいう弁護の本質は、被告の罪を軽くする、あるいは無罪を勝ち取ることが目的ではないことが、はっきりと分かります。

この番組では「人殺しの弁護人」と世論やメディアから揶揄されながら、なぜそのような困難な裁判に立ち向かうのか、また日本の司法制度に対しての憤りや死刑廃止運動などについても、じっくりとお話を伺います。

また番組後半では、麻原死刑囚の公判中に、ご自身が逮捕され罰金刑に至った「安田事件」を通して、この国の検察、裁判所の実態に迫ります。

■原子力ムラの隠蔽体質〜小出裕章ジャーナル

東京電力は、福島第一原発の汚染水が外海に流出していたのを1年以上も放置し、公表もしませんでした。今回は、原子力につきまとう原子力ムラの隠蔽体質とその東電の責任について、小出裕章さんに伺います。

■原発推進のあの看板、撤去反対の署名活動〜みんなジャーナル

昨年9月にご出演いただきましたが、福島県双葉町の大沼勇治さんに今一度お話を伺います。「原子力明るい未来のエネルギー」。ご自身が小学生の頃に作った原発推進の標語が書かれた看板を、大人になってご自身で「訂正」した大沼さん。今度は、この看板を町が撤去しようとする動きを聞きつけ、反対署名運動をされております。大沼さんに汚染されたふるさとへの思いを今一度伺います。


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