00:05 オープニング| 04:13 本編前半| 16:35 小出裕章ジャーナル| 26:30 本編後半| 49:47 エンディング
Web公開 | 3月23日(月) |
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ラジオ放送日 | 3月20日(金)~27日(金) ※放送日時は放送局によって異なります。くわしくはこちらをご覧ください |
ゲスト | 鈴木則雄さん(コミュニティFMココラジ代表) 日塔マキさん(女子の暮らしの研究所代表) |
パーソナリティ | 石井彰(放送作家) |
テーマ | 東日本大震災4年を迎えた福島から伝えたいこと |
■郡山市のコミュニティFM「ココラジ」から
東日本大震災から4年を迎えた被災地に生きる人々の現実とこれからを見つめる特別番組を、福島県郡山市のコミュニティFM「ココラジ」のスタジオから放送します。
お1人目のゲストは、ココラジ代表の鈴木則雄さん。郡山市は福島第一原発から約60キロに位置します。小さな子を持つ親として、家族を札幌に避難させ、ココラジに通い続ける鈴木さん。本当のことをまっすぐに伝えるラジオを創りたいとおっしゃいます。そして被災地でおこっていること、特に放射能被爆については、被災者が声をあげ続けねばならない責任があるとおっしゃいます。
そうしなければ、それほどのことでもないとして、なかったことにもなってしまいそうな危険な日本を、鈴木さんは憂います。だからこそラジオから発信し続けるんだという、静かな中にも強い信念がうかがえる鈴木代表へのインタビューです。
お2人目のゲストは、「女子の暮らしの研究所」を主宰する日塔マキさん。「女の子たち」の目線で福島を発信したいと、伝統工芸をふんだんに取り入れたファッションアイテムなどを次々とリリース。キラキラした女の子のカワイイ感性をもって、福島を元気にしようと奔走していらっしゃいます。そんな日塔さんも震災前は、「半径5メートルの人たちだけ幸せならばいいや」くらいにしか思っていなかったと語ります。東日本大震災を境に、ひとりの「女の子」がたくましく立ち上がった、その理由とは? 番組後半でじっくりと伺います。
その他、番組では、偶然ココラジのスタジオに別の番組の収録でやってきた「郡山復興応援隊」の子供たちとそのお母さんたちにマイクを向けます。収録当日も、0.15マイクロシーベルトを指していた郡山駅前の線量計。小さな子を持つ母親はどんな気持ちで被災地で暮らしているのか? ラジオフォーラム出張放送では、さまざまな出会いの中でたくさんのことを考えさせられました。
■原発事故での“奇跡”とは〜小出裕章ジャーナル
小出裕章ジャーナルは、ココラジ代表鈴木則雄さんからの質問に小出さんが答えます。東日本壊滅かといわれた福島第一原発事故が、いくつかの「奇跡」が重なって今があるという事実について。また今後大規模な放射能放出の危険性がどのくらいあるかなどを伺います