第107回「なぜ4割の得票で8割の議席なのか?」

2015年01月26日

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00:33 オープニング| 03:06 本編前半| 15:45 小出裕章ジャーナル| 24:19 本編後半| 38:51 みんなジャーナル| 50:37 エンディング

Web公開 1月26日(月)
ラジオ放送日 1月23日(金)~30日(金)
※放送日時は放送局によって異なります。くわしくはこちらをご覧ください
ゲスト 上脇博之さん(神戸学院大学法科大学院教授)
パーソナリティ 景山佳代子(社会学者/大学講師)
テーマ なぜ4割の得票で8割の議席なのか?

ラジオフォーラム

■小選挙区制度は国政に民意を反映するのか?

昨年12月に突然行われた衆議院総選挙。安部首相はアベノミクスの是非を問う選挙であると位置づけ、自民党が圧勝しました。

 

しかし選挙後、安倍首相は、選挙の争点としては前面に出ていなかった論点についても「信任を得た」と発言。集団的自衛権や憲法改正、TPP交渉、原発再稼働、沖縄の米軍基地問題。どれも日本の将来を左右する重要な争点ばかりです。

そこで注視しなければならないのは、今回の投票率と政党の得票率です。投票率は過去最低の52%、うち自民党の得票率は48%。この程度の支持で、私たち国民は自民党に信任を与えたと言えるのでしょうか?

そこで、本日のテーマは、「なぜ4割の得票で8割の議席なのか?」。同名著書の作者であり、小選挙区制度をはじめとする、現在の選挙制度の問題点を論じている神戸学院大学・教授の上脇博之先生をお迎えして、この問題について考えます。

■景山佳代子・東日本大震災避難者里帰りバス同行記〜みんなジャーナル

2014年12月25日、クリスマスの夜に、福島・宮城に向かう一台のバスが出発しました。2011年の3.11の後、大阪に避難されてきている方たちを乗せた里帰りバスです。

今回のみんなジャーナルは、このバスにボランティアの一人として同行したパーソナリティ景山佳代子の取材レポートをお送りします。

被災者たちがどんな思いで大阪に避難し、どんな思いで今回の里帰りを果たしたのか?実際に彼らの声を聴きながら今なお続く東日本大震災の被災者問題を考えます。

■廃物の処理ができない〜小出裕章ジャーナル

1月の小出裕章ジャーナルは、特集シリーズ「原発はなぜいけない」の第2回目。今回は「廃物の処理ができない」について、お伺いします。

放射性廃物というと、原発や六ヶ所村の再処理工場のような核燃料サイクル施設だけど思い浮かべますが、原発以外の施設からも発生しています。

今回はこの点についても小出さんに解説していただきます。


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