第88回「原発事故自主避難を考える」

2014年09月15日

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00:33 オープニング
03:38 本編(前)
16:00 小出裕章ジャーナル/中間貯蔵施設について
24:22 本編(後)
39:12 みんなジャーナル
48:29 エンディング

Web公開 9月15日(月)
ラジオ放送日 9月13日(金)~20日(金)
※放送日時は放送局によって異なります。くわしくはこちらをご覧ください
ゲスト 森松明希子さん、太田歩美さん(原発事故自主避難者)
パーソナリティ 景山佳代子(社会学者/大学講師)
テーマ 原発事故自主避難を考える

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■なぜ2人の母親は訴訟に踏み切ったのか? ~避難する権利とは?普通に生きる権利とは?~

3・11東日本大地震から3年半が過ぎました。それにともなう福島第一原発事故での放射能汚染が原因となって、避難者の数は現在までに行政が把握しているだけでも24万人以上に達していると推定されています。

その中には、国の避難指定区域以外からの避難、いわゆる“自主避難”が相当数含まれているとされ、その範囲も福島県内に限らず、近隣県からさらに遠方の都道府県へ避難して未だに戻れないでいる方が多いのも実情です。

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※クリックすると拡大します。原発賠償関西訴訟ブログはこちら

※9月18日に原発賠償関西訴訟・第1回口頭弁論の、景山佳代子によるレポートは、こちらからご覧になれます。

国は避難指定区域を徐々に解除し、帰還許可も出始めているにもかかわらず、なぜこのような事態になっているのか?

今回は、福島県郡山市および茨城県水戸市から、同じく大阪に避難されているお2人の母親をゲストにお迎えし、「避難する権利」も求めて訴訟まで踏み切った、その経緯と、思いについてお聞きします。

■リスナーからのお便り紹介~みんなジャーナル

今回はパーソナリティ景山佳代子に届いた1通のお便りを紹介します。

特定のテーマがあるわけでもないこの何気ないお便りをどうしても紹介したいと主張した彼女の思いとは?理由は奇しくも今回のメインゲストである原発事故自主避難者の痛みとも通底するものでした。果たしてその痛みとは?リスナーのあなたに景山佳代子が吐露します。

ラジオフォーラム

■中間貯蔵施設受け入れと避難との関係性について~第88回小出裕章ジャーナル 

8月30日、原発事故の除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設を福島県双葉町、大熊町で受け入れることを佐藤雄平知事が表明しました。中間貯蔵施設とは最終処分場に移すまで、汚染物質を一定期間貯蔵する施設とされていますが、いずれ最終処分場に移されるというのは現実的なことなのか?

小出さんにお聞きする他、今回のメインゲストが原発事故自主避難者であることから、中間貯蔵施設受け入れが避難をさらに長引かせるのではないかという問題についてもお聞きします。


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