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00:32 オープニング
03:42 本編(前)
16:26 小出裕章ジャーナル/原発安全対策費について
24:21 本編(後)
38:38 京都朝鮮学校襲撃事件に見るヘイトスピーチ問題
48:08 エンディング
Web公開 | 7月28日(月) |
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ラジオ放送日 | 7月25日(金)~8月1日(金) ※放送日時は放送局によって異なります。くわしくはこちらをご覧ください |
ゲスト | 内田樹(たつる)さん(神戸女学院大名誉教授・武道家) |
パーソナリティ | 景山佳代子(社会学者/大学講師) |
テーマ | 政治が教育に介入してはならない理由 |
■学校教育法“改正”は戦争準備か?
学校教育法改正案が、2014年6月20日、ほとんどマスコミにも取り上げられないままに、参議院本会議において可決成立しました。その主な中身とは、大学学長の権限強化と教授会の役割制限にあります。
これはいわば、大学運営に学長という名のCEOをトップとする株式会社のようなモデルを持ち込むようなもの。しかし多くの一般市民にとって、この法改正が具体的にどのような意味を持つのか、イメージしにくいのもまた事実です。
そこで、今回は神戸女学院大学名誉教授であり、思想家、武道家としても、独自の言説で注目の内田樹さんに、大学運営と会社運営の決定的な違い、そこを混同することによる決定的な損失についてお話を伺います。
また併せて、就職予備校と化した大学教育の本来の役割について、そして武道と知性の融合という独自の内田イズムについても披露していただきます。■京都朝鮮学校襲撃事件に見るヘイトスピーチ問題の本質とは?~みんなジャーナル
2009年12月4日、在特会(在日特権を許さない市民の会)などが京都朝鮮第一初級学校の周辺で行った人種差別的街宣活動(ヘイトスピーチ)に対し、朝鮮学校側が損害賠償などを求めていた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は2014年7月8日、在特会側の控訴を棄却し約1200万円の支払いと街宣の差し止めを命じました。
一見、流行語にもなったヘイトスピーチの一事案。しかしこの事件にこそ単なる差別街宣を超えたヘイトスピーチの本質的な問題が内包するといいます。
そこで今回は を出版された中村一成さんに、問題の核心についてお聞きします。
※関連アーカイブ
→ 第20回「在特会と差別排外扇動活動(ヘイト活動)の実態」(電話ゲスト:安田浩一さん)
■脱原発の株主提案拒否、膨らむ原発安全対策費~第82回小出裕章ジャーナル
2014年6月26日、沖縄を除く9電力会社が株主総会を開催しましたが、脱原発の株主提案はすべて否決。しかも、原発の再稼働に向けた原発安全対策費は電力会社全社で総額2.2兆円。前年に比べ1.5倍に膨れ上がっていることが分かりました。
再稼働に向けたこれら安全対策費はそもそもどうやって捻出するのか?巨額の対策費を使って建設が予定されている設備は果たして巨大地震に有効なのか?小出裕章さんが解説します。