第70回「北のスパイ容疑で死刑判決!? 冤罪の在日教員が見た韓国社会の実態とは?」

2014年05月12日

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00:31 オープニング
05:00 本編(前)
18:12 小出裕章ジャーナル/福島第一廃炉の現状
24:18 本編(後)
40:44 福島生業裁判について
47:52 エンディング

Web公開 5月12日(月)
ラジオ放送日 5月9日(金)~16日(金)
※放送日時は放送局によって異なります。くわしくはこちらをご覧ください
ゲスト 康宗憲(カンジョンホン)さん(韓国問題研究所代表、同志社大・龍谷大・大阪大非常勤講師)
パーソナリティ 西谷文和(ジャーナリスト)
テーマ 北のスパイ容疑で死刑判決!? 冤罪の在日教員が見た韓国社会の実態とは?

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■北のスパイ容疑で死刑判決!?冤罪の在日教員が見た韓国社会の実態とは?

韓国が独裁政権下にあった1970年代半ば、
ソウル大に留学中に「北朝鮮のスパイ」として逮捕され、
死刑判決を受けた在日韓国人2世の康宗憲(カンジョンホン)さん。

康さんがソウル高裁で再審無罪を勝ち取ったのは昨年のことでした。
同様の裁判で元死刑囚が無罪になったのは初めてのことだといいます。

そもそも康宗憲さんはなぜ逮捕されなければならなかったのか?
当時の独裁政権では何が起きていたのか?
またその後、民主化へと進んでいった韓国の実態とは?

元死刑囚でしか語れない真実をお聞きします。

また、韓国問題研究所代表として、
今回の客船セゥオル号の沈没事件から見えてくる
現代韓国社会の闇についてもメディアが語らない視点から伺います。

■福島生業裁判について~みんなジャーナル

福島相馬市では原発事故で街が壊され、
未だに共同体が復興していません。
そのため生計を維持できない人々が、
国と東京電力を相手取って裁判を起こしています。

このいわゆる「福島生業裁判」について、
原告の中島孝さんに、地震当時の様子から、
裁判を始めた実情、そして裁判の現状までをお聞きします。

■福島第一原発廃炉への現状~第70回小出裕章ジャーナル

福島第一原発では廃炉に向けての作業が進行中ですが、
問題は作業員の確保が困難になっていることだといいます。

主な原因は、作業員の被ばく線量が限界に達して作業が継続できないこと。
業者の下請け、孫請け、など10次にまでおよぶという
搾取状態に歯止めがかからないこと。
そしてまた、東京電力自体が統率力を失ってしまっていることです。

そこで今回、今後終わりの見えない福島第一原発廃炉への現状について
小出裕章さんが解説します。


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