- 放送開始日:2013年2月2日(土)
- Web公開日:2013年2月8日(金)
- ゲスト:マエキタミヤコさん(サステナ代表、広告クリエイティブ・ディレクター)
- パーソナリティ 湯浅誠(活動家、社会運動家)
- 音楽のたね(オンエア曲) 登坂亮太『テレパス』
※著作権の関係によりアーカイブ中の楽曲放送はありません
第4回目の放送はサステナ代表で広告クリエイティブ・ディレクターのマエキタミヤコさんをゲストにお迎えしました。パーソナリティは湯浅誠。
さまざまなキャンペーンを手がけたマエキタさんは「人に働きかけるという広い意味で、啓発や教育も広告であり情報サービス」として、ご自身が仕掛けた「100万人のキャンドルナイト」などの活動について解説。社会活動に取り組む上での心構えについて、押し付けがましいという印象を持たれない工夫が大事とし、「こちら側が正しいというようなことは決して言わない。何かに反対ではなく提案型。“チャーミングアプローチ”、つまりかわいく訴えることが大切」と強調しました。
「小出裕章ジャーナル」では、京都大学原子炉実験所の小出裕章さんに、「手抜き除染」の影響について、解説していただきました。すべての汚染物質を集め隔離する除染はもともと実現できず、事実上“移染”であるとした上で、手抜き除染について「しっかり隔離しなければならないのに逆に拡散させた。意味がない以上にやってはいけないことをやってしまっている」と指摘しました。
さまざまな社会活動を紹介する「ラジオのたね」では、昨年、14年ぶりに自殺者が3万人を下回ったことに関わり、一般社団法人社会的包摂サポートセンターが行う「よりそいホットライン」を取り上げました。中央センター(岩手)の山屋理恵さんに、同センターが取り組む電話相談事業について、特に東日本大震災の被災地から寄せられる声をご紹介いただきました。
■よりそいホットライン電話番号
次回の放送は2月9日開始。中東問題をテーマに、ゲストは京都大学教授の岡真理さん。パーソナリティーは西谷文和。すでに放送された回は、当ホームページでお聴きになれます。